ご挨拶 今年より前任の山中哲夫氏に代わり岡山土佐錦魚保存会の会長を務めさせていただくようになりました。岡山土佐金魚保存会の河本隆行と申します。 皆様がご存知かとは思いますが、土佐錦魚は土佐人の気質が育んだ逸品、まさに生きた芸術品のような品種です。 作出から現在に至る改良や保存、飼育方法の確立、天然記念物指定への過程においても、諸先輩方の苦労なしにはこの錦魚を語ることはできないと思います。 この岡山の地においては、前会長の山中氏が会を興し、錦魚の普及に努めました。 氏が「生かすのに3年、顔を創るのに3年、極めを創るのに3年、味のある魚を創るのに3年」と言われるように、思うような結果を得るには"根気"が必要かと思います。 当会は、シーズン中には月に一回の研究会や関係の深い他の会(日本土佐錦魚保存協会・愛媛土佐金魚保存会・錦魚振興会)との交流を通じ、土佐錦魚を学び、感謝し、より良い土佐錦魚を目指して相互に助け合いながら精進しております。 気さくな話しやすい会員ばかりです。金魚好きな方なら一度おいでください。 会員一同、お待ちしております。 平成28年10月吉日 | (会長 河本 隆行) |